3.電子署名の実装

 公開鍵暗号方式を電子証明書を使った暗号化および電子署名を解説します。

暗号化では、目的(復号させたい)の人以外に復号させないことができます。電子署名では、データなどの改ざん(「改竄」とも書き「かいざん」と読みます)を検知できるようになります。たとえば、計算の基礎となるような重要なデータで、変更されたデータを利用できないようにできます。また、データ等の利用期間を厳密に規定することもできます。

 電子証明書を取り扱いますので、入手方法やWindowsOSでの扱い方法を説明し、CryptoAPIでのハンドリング方法を解説します。その後に、電子証明書を使った暗号化・復号を説明します。最後に、出来上がった暗号化データの形式について簡単に解説します。詳細な解説は、別のページで予定しています。

C#(.NET Framework)による署名検証は、「XML文書の電子署名と検証」で説明しています。
Java言語による署名検証は、「Javaによる 電子署名の検証」で説明しています。
Contents
(記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。)

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3. 電子署名の実装
3.1 電子証明書の入手
3.2 電子証明書
3.3 CryptoAPI と電子証明書
3.4 電子署名
3.5 電子証明書の鍵用途
3.6 電子証明書の有効性
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